要件事実

要件事実。。。
２年の前期の授業で、結構大変だった科目。

【要件事実とは・・一定の法律効果が発生するために必要な具体的事実。つまり、何か問題を起こした人を訴えるにしても「この人悪い人なんです」というだけでは説得力がないから、どの法律のどの部分の条件が満たされるかということを条文から抽出し、悪い人と判定する。そして、裁判所に訴えを起こす際に必要な具体的事実として、訴状に書くべき事実のことです。たとえば、ＸさんがＹさんにバックを売って、Ｙさんがお金を払ってくれないとき。Ｘさんがお金を回収したい時に主張しなければならない事実は①ＸさんがＹさんにパックを売る約束をしたこと、②Ｙさんがパックの代金を支払う約束をしたこと・・つまり売買契約・・を主張しなければならないんです】

・・ここまでホントに理解が進むまで約１年・・長かったなぁぁ。。

最初の頃はわけわからず、定型文がありますから、丸暗記してました。
試験も丸暗記で無事単位取得できました。
しっかし・・それで終わりじゃなかった。。。

現在金融業務と法・・レポート作成中。
毎回授業では要件事実が聞かれる（レポートの問題文にはかいてないのにぃぃ・・不意打ちじゃ）。
全部答えられないと・・先生が終わりまで魂を吸い取るように言及してくる（アッキー自体は全然優しいんだけどね）。
ということで、知恵をつけた私は、レポート作成時からしょうがないから要件事実に沿った考え方をするように。

演習でも、必ず毎回聞かれる要件事実。
さらに、抗弁（相手方への反論）、再抗弁まで（その反論に対しての反論）・・
時折・・「それは否認だよ（反論でなく単なる否定）」と言われることも。。。

勉強には終わりがありません。。
すっごい世界に足を踏み入れてしまったなぁという実感と、やることの多さにひぃひぃと息絶え絶えですが、なんか面白いんだな。。
・・わたしって・・マゾ？？
ちゅーことで、レポート作成に戻ります。。