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徒歩帰宅で感じたこと その2 [talk to myself]

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もちろん携帯電話はほとんど使えませんでした。。
地震直後、会社の父の様子が気になり・・
携帯で電話。
一発でつながりました。
ほんとに奇跡です。
お互いの無事を確認した後は二度とつながらず・・

デパートの中には各階1台公衆電話があり
偶然にも無用と思っていたテレホンカードを持っていたため
連絡はすべて公衆電話でとることができました。
(テレカは電気が止まっていなかったために使えたみたいです)

そしてラッキーだったのが4階にいたこと。
エスカレーター、エレベーター全てが止まっていたため
4階フロアはがらがら。
並ぶことなく自由に公衆電話が使えました。
こちらの状況を常に連絡できたため
家族は心配していなかったみたいです。

しかし・・・
徒歩帰宅になると状況が変わります。。
まずデパートの1階に降りたら、公衆電話の前で長蛇の列。
歩き始めてもどこも長蛇の列で公衆電話は使えない。。
携帯はもちろん使えない。

歩きながら若干道に迷い・・
携帯のナビをと思っても全然機能しない。。
・・デパートに本屋さんもあったから
地図を買っておくべきでした・・
結局だいぶ大回りをしてしまいました。

でも、思っていたより街には公衆電話がありました。
裏道に入るとほとんど並ぶことなく連絡ができました。
消えたかと思っていた公衆電話。
携帯があるためほとんど目に入っていなかったんですね。
こんなときにはとっても役に立つんだな・・と。

また、歩いている途中20時過ぎから
携帯のネットが少しずつつながるようになり・・
メールも使えるようになり・・
友達や家族とメールで連絡を取りながら。。
交通情報などのほとんどは
メールやmixiのボイス、ツイッターでもらい。。
友達にはメールで励まされ、ココロ強かったです。
やはり情報が一番ほしいことを実感。。

地震直後のお店の中。
普段なら隣の席の人と声をかけあうことないのに
たくさんの方と話をした。
お互い励ましあった。

歩いている途中に入ったお店でも
何人かの方と話をした。
どこから歩いてきたとか、
どこに帰るとか。
お互いの帰り道の無事を祈って別れる。

道端では夫婦と男の子の家族が
おにぎりをたくさんお皿にのせて
「おにぎりどうぞ」と声をかける。
ほんとにありがたい。。

日本は捨てたもんじゃないです、感謝。。


徒歩帰宅は大変疲れましたが、防災の時に必要なこと。
被害のレベルによりいろんなニーズがあることを実感しました。
そして行政や企業の対応。
地域・場所によってこんなに違うということを肌で感じました。

このような経験を活かして・・
様々な形で行政等に訴えることができたらと思ってます。

皆さん・・日本を復興させさらに素敵な国にするため
大変ですけど少しずつ歩いて行きましょう。
大丈夫。。
日本は必ず立ち直ります。
そのために私もがんばります。
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