代理 [law]
・・勉強の合間に見た美しい夕焼けの一歩手前
ここ二日ほど
民法総則「代理」について総ざらい。
代理、無権代理、表見代理etc
きっと、もう5月まで軽く流す程度にしか戻ってこれないだろうから
後悔のないように・・条文、判例、肢別本、規範をじっくり見てました。
・・ま・・きっと忘れるんで、また軽くは流すと思いますが
「代理」と言えば、ロースクールの試験では切っても切れないお題でした。
1年時の取引法の小テストでは「代理」の基本的なことについて
(さすがに問題・・何だったか忘れました)
2年時の民事演習1の期末試験では・・やはり代理
3年時の最後、民事演習4では、無権代理と相続について・・
代理を勉強し直していると、いろんな思い出がよみがります
1年の時、代理はよくわかりませんでした。
単純な2当事者間の話は理解出来るのですが、3者の話になると頭がついていかない
通常の代理でさえ、頭がオーバーヒートしそうなのに
無権代理、表見代理・・
さらに109と110条、110と112条の重畳適用なんて言われた日にゃ・・・
お手上げでした
今でも先生が
「無権代理が原則、表見代理は例外適用だよ」
と叫んでいたことを思い出します。
・・あの時は訳わからず、言われたことを必死にノートにとり
理由なんてわからずに覚えていましたが・・
今となると・・懐かしい
そうですよね。
代理人が代理権の範囲を逸脱して代理行為を行ったとき・・
基本は無効
だから原則は無権代理。
だけど、その代理権を信じて法律行為をした相手方を保護するために
表見代理制度が規定されているんですものね
言われてみれば当たり前なんですが、何であの時こんなこともわからなかったんでしょう。。
・・自分で自分が笑えます
しかし、いまだに新しい発見も多々あり・・
(今知ることができてよかった・・ほっ)
勉強って際限ないなと、いつも思います
1年の取引法のとき、私の斜め後ろの席だった男友達。
小テスト終了時
「表見代理の重畳適用の論証を丸覚えしてきたのに出なかった・・残念」
・・と言ったので、思わず
「私たち、ど素人にこの時点で重畳適用について書け!!と言われたらお手上げだよぉ」
・・と、言った記憶が。。。
ふと、
(法学部出身&司法試験ちょっとかじってる人とは所詮並ぶこと自体・・無理か)
なんて、あの時思ったけど・・
今になれば、
(がんばれば無理じゃないのかも)
と実感。
一歩一歩です。
地道に積み上げます
コメント 0