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清春芸術村 その3 [art]

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谷口吉生 設計の清春白樺美術館。

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武者小路実篤、志賀直哉など『白樺』の同人が建設しようとして
その夢を果 せなかった“幻の美術館”を、武者小路、志賀の両氏を敬愛し、
個人的にも親交のあった吉井長三が実現したもの。

梅原龍三郎・中川一政やジョルジュ・ルオーが展示されてます。

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こちらは安藤忠雄 設計・光の美術館。
鉄筋コンクリート造の2階建て。

内部は吹き抜けの構造で、天窓より取り込まれた自然光のみで
作品を鑑賞する設計になってました。
時間の経過とともに日光の差し込み方が変化する不思議な空間。

スペイン現代美術を代表する作家 アントニ・クラーベ(1913~2005)の
作品を中心に展示されていました。

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奥に見えるのは・・
20世紀最高の宗教画家であるジョルジュ・ルオーを記念して建設された礼拝堂。

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設計は美術館と同じく谷口吉生氏。

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白樺と融合し素晴らしい統一感です。

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茶室 徹(てつ)

建築史家・藤森照信氏(東京大学教授)の設計によるもの。
屋根の銅板や壁の漆喰を塗る作業は
縄文建築団のメンバー赤瀬川源平、南伸坊、林丈二氏らが
手伝って作り上げたとのこと。

茶室を支える檜は清春芸術村に植わっていた樹齢八十年の木を使い
高さは地上約四メートルで室内は一.七坪。
命名は作家・阿川弘之氏によるもの。

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そしてあちこちに屋外彫刻もあります。

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セザール(1921-1998)親指。
フランスのマルセーユ生まれ、現代彫刻の巨匠。

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こちらはセザール・エッフェル像。

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少し奥に行くと梅原龍三郎アトリエがありました。

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この建築は、奔放自在な画風で日本の油彩画を確立した
画家梅原龍三郎の和風アトリエを
東京新宿の梅原邸より移築したもの。

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アトリエ内には画家愛用の絵具箱やパレットのほか
梅原龍三郎の作品が展示してありました。

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ここは桜の名所ですが・・

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この季節は色づく白樺が[揺れるハート]

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とっても美しく・・

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晴れ渡る秋空に溶け込んでいくようでした。

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いい時間を過ごすことができました[ぴかぴか(新しい)]

・・終わり。。。

清春芸術村
http://www.kiyoharu-art.com/index.htm


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